音符と休符(1)
音符は音の演奏する長さを示す。また音の高低を示すものである。
休符は音を出さない長さを表す。
休符はお休みと考えられる事が多いが、実際に音楽を表現する際には緊張感や力強さ
、様々な表情を作る上で音符と共に重要な役割を果たす。
また音符、休符の長さのことを『音価』という。
演奏、合奏、リハーサルをする際にもよく使う言葉ですので必ず覚えておいてください。
下図は上から下に二分の一の音価の関係性になっている。音符(休符)の名称については全音符を基準に考えると覚えやすい。
全音符(休符)の2分の1が2分音符(休符)
全音符(休符)の4分の1が4分音符(休符)
全音符(休符)の8分の1が8分音符(休符)
全音符(休符)の16分の1が16分音符(休符)
・・・・・以下32、64、128、256、、、と続く
8分休符を反対にしたような休符は4分休符を表すが現在はあまり使われていない。古い時代の楽譜やフランス版の楽譜に出てくる事があるので、一応参考までに。
上記の音符を『単純音符(休符)』というが実際にはあまり覚える必要はない。
そのうち定量記譜法等も触れられたらと思いますがまだ先になるかと思います。
次回 付点について 書こうと思います。