音部記号、譜表
本題に入る前に五線と加線について軽く触れておきます。
五線は音の高低を表記する方法として下のような五線、加線の記譜法になったのは18世紀ごろと言われています。一応名称は覚えておくと良いと思います。
また五線を手に置き換えてリハーサル中に使うことがあります。親指が第5線、小指が第1線。。あとは皆様ご自分の手と下を見比べてみてください。意外と便利です。
それでは本題です。
まず音部記号と譜表についてですが、教科書、テキストによって色々な呼び方、名称、解釈がありますので、あくまでも個人的な解釈を書いていきます。
まず音部記号についてですが、名称は下の通りですのでご確認ください。
この記号は、それぞれの階名の位置を示します。(音名ではない)なぜそうなるのかというと、移調楽器に関してその限りでないからです。移調楽器については次回書きます。
注・・・・・ト音記号は第2線から書き出しその位置を『ソ』(g1)の音とする。と音名を指定して書いてある場合もあります。必ずしも間違いではありませんが例外もあると言うのをご理解いただきたいと思います。ヘ音記号、ハ音記号も同様。
また覚える必要はありませんが、ト音記号は『G』、ヘ音記号は『F』、ハ音記号は『C』を元にしてその図形が作られました。
続いて譜表です。
譜表と記号の区別をつけていない場合もありますが、あくまでも個人的には
のことを記号といい、五線に記入されたものを譜表というのかと思います。
各譜表の説明、詳しくはhttps://ja.wikipedia.org/wiki/音部記号をご覧ください。Wikipediaだと譜表ではなく記号と記載されておりますが、参考にして頂ければと思います。