音楽を学ぶ

音楽を勉強したい、合唱部、吹奏楽部、オーケストラ部、音大受験生の為の『楽典、音楽理論、楽曲分析』解説のためのページです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

移調楽器の音名(1)

移調楽器についてのお話です。 一応ここでは一般的にオーケストラで使われている楽器についてです。カッコ内はその楽器の記譜上よく(?)使われるのドイツ音名のキー。 弦楽器 ヴァイオリン(C) ビオラ(C) チェロ(C) コントラバス(C)*オクターブ上…

音部記号、譜表

本題に入る前に五線と加線について軽く触れておきます。 五線は音の高低を表記する方法として下のような五線、加線の記譜法になったのは18世紀ごろと言われています。一応名称は覚えておくと良いと思います。 また五線を手に置き換えてリハーサル中に使う…

階名と音名の違いについて

前回 ・階名とは音階における音の役割のこと(役職の様なもの) ・音名とは音の名前(固有名詞) と書きました。 いきなりですが『絶対音感』『相対音感』どこかで耳にしたことはありますか? ざっくりですが 絶対音で音楽をしている人は音名を 相対音で音楽…

音名(1)

今回はドレミファソラシドの由来についてのお話です。 結論から言うと、ドレミ・・・は11世紀『聖ヨハネ賛歌』の歌詞に由来して付けられました。グィード・ダレッツォ Guido d'Arezzo が体系化したと言われてます。 グィードは当時使われていたヘクサコー…

付点、複付点、三重付点音符

付点音符(休符)は単純音符(付点のついていない状態)に+2分の1した音価(長さ)を表します。また付点が二つの複付点音符、ごく稀にしか使いませんがf付点が3つ付く三重付点音符というのもあります。 下の図を参考にしていただけると法則が理解いただける…

音符と休符(1)

音符は音の演奏する長さを示す。また音の高低を示すものである。 休符は音を出さない長さを表す。 休符はお休みと考えられる事が多いが、実際に音楽を表現する際には緊張感や力強さ 、様々な表情を作る上で音符と共に重要な役割を果たす。 また音符、休符の…